木製看板をバーナーで炙って、ヴィンテージ感のあるサインに仕上げました

今回は、木のぬくもりを活かした木製看板のダメージ加工をご紹介します。
取付前の看板は、文字やロゴ部分をレーザーで焼いて表現した、木の表情がしっかり感じられる仕上がりでした。新品の状態でも十分に魅力的だったのですが、お客様からのご要望は、「さらに味わいのある、ヴィンテージ感を出したい」というもの。

新品の看板に手を加えるのは少し勇気がいりますが、完成イメージを共有しながら、今回はバーナーで炙ってダメージ加工を施す方法で進めることになりました。

 

まずは見えない裏面で、焼き加減を確認

ヴィンテージ風看板-裏面試し焼き

ヴィンテージ風看板-横面バーナー炙る

いきなり表面を炙るのは、やはり慎重になります。
そこで最初に、取付後には見えなくなる裏面で試し焼きを行い、色の出方や焦げ具合を確認しました。

木は素材によって焼け方に差が出るため、ただ炙れば良いわけではありません。
焼きすぎると雰囲気が重くなり、逆に浅すぎると狙った“味”が出ない。
この加減を見極めながら進めていくことで、木の風合いを残しつつ、自然な経年変化のような表情を作っていきました。

裏面でのテストでお客様にもOKをいただけたため、いよいよ表面の加工へ。
バーナーで丁寧に炙っていくと、木目の表情がより際立ち、新品なのに長く使い込まれたような、深みのある色合いに変化していきました。

 

焼き加工で生まれる、木ならではの表情

バーナー炙る前看板施工前
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バーナー炙った後のヴィンテージ風看板施工後

今回の加工で印象的だったのは、単に焦がすのではなく、“焼き目をデザインとして活かす”*ことです。
木製看板は、もともと素材そのものに魅力がありますが、そこへ焼きの濃淡が加わることで、表情にぐっと奥行きが生まれます。

特に今回の看板は円形デザインで、ロゴと文字の配置も印象的です。
そこに焼き加工を加えることで、空間の中で浮かず、むしろ周囲のグリーンや自然素材としっくりなじむ、“作り込まれすぎていない自然な存在感”が出ました。

木のやさしさに、少し無骨なヴィンテージ感をプラスする。
この絶妙なバランスが、今回の看板の大きな魅力になっています。

 

現地で位置を確認しながら取付

ヴィンテージ風看板取付

加工が完了したあとは、いよいよ取付作業です。
事前に図面で位置の確認は行っていましたが、やはり実際の現場では、周囲の植栽や壁面とのバランスを見ながら合わせるのが一番です。

現物をあてながら位置を調整し、お客様のご希望に沿った場所へ取付を進めました。
今回の看板はしっかりした厚みと重さがあるため、強度面もとても重要です。
その点は、事前に建築側で下地を入れていただいていたため、安心して施工することができました。

 

浮かし取付で、より立体感のある仕上がりに

ヴィンテージ風看板取付2

今回はただ壁にぴったり固定するのではなく、看板を少し浮かせた状態で取付しています。
この“浮かし”によって、看板の輪郭がよりきれいに見え、背景のグリーンウォールとの間にも自然な奥行きが生まれました。

重さのある看板を浮かせて設置する場合は、強度に不安を持たれることもありますが、今回は事前に浮かし取付用の加工を看板側にしっかり仕込んでいたため、見た目だけでなく安全面にも配慮した仕様です。

結果として、植栽の中にただ貼り付けた印象ではなく、空間にふわっと溶け込みながらも、しっかり主役になるサインに仕上がりました。

 

木の表情を活かした、印象に残るサインに

完成後の看板は、焼き加工によるヴィンテージ感と、木のやさしい質感がほどよく調和した、とても印象的な仕上がりになりました。
レーザー加工のシャープさに、バーナーで生まれたラフな表情が加わることで、新品にはない深みと空気感が生まれています。

今回のように、ただ新しく作るだけでなく、あえて一手間加えることで、空間に合った個性をつくることも看板づくりの面白さのひとつです。
木製看板ならではの素材感を活かしたい方や、少し雰囲気のあるサインを作りたい方にとって、参考になる施工事例になったのではないでしょうか。

 

まとめ

施工エリア: 温浴施設内
設置場所: グリーンウォール面
仕様: 木製円形看板/レーザー加工文字・ロゴ/バーナーによるダメージ加工/浮かし取付
イント: 新品の木製看板にバーナーで焼き加工を施し、ヴィンテージ感を演出。 さらに浮かし取付によって立体感を出し、植栽面と自然になじむ印象的なサインに仕上げました。

広報企画社のグランドサインでは、
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