今回は、茨城県石岡市の福祉バスラッピング施工をご紹介します。
昨年に続き、デザインプロポーザルで採用いただき、再び担当させていただきました。
前回のテーマは「祭り」でしたが、今回は「八郷地区の果樹を中心とした観光資源」がテーマです。
八郷の実りをデザインに


石岡市八郷地区といえば、ぶどう・いちご・柿など、果物の生産が盛んな地域。
その魅力を市外・県外にもアピールするために、“果物をモチーフにしたかわいらしいデザイン”を採用しました。
今回のデザインは、弊社の女性スタッフが担当。
明るく親しみやすいカラーリングと柔らかなタッチで、見る人が思わず笑顔になる仕上がりです。
バスのサイドには「IBARAKI ISHIOKA CITY – Fruit Paradise」の文字を添え、地域の豊かさを表現しています。
職人泣かせの細かい施工



デザインは可愛いのですが……実際の施工はかなり大変です!
果実や葉っぱのパーツが非常に細かく、ひとつひとつを正確に位置合わせしながら貼り込む作業が必要でした。
大型バスは曲面や凹凸が多く、貼る位置によってはシートが伸びたりシワになったりします。
そのため、ヒートガンで温めながら柔らかくし、表面に沿わせるように密着させていくという熟練の技術が求められます。
また、バスの各パネルごとに分割されているため、デザインが途切れないよう正確な位置合わせも重要です。
職人が集中しながら、一枚一枚丁寧に施工しました。
美しい発色と耐久性









使用したシートは屋外耐候性に優れた高品質フィルム。
紫や赤、黄緑といった鮮やかな色が映え、遠くから見ても印象的なデザインとなりました。
耐候性・耐水性にも優れており、長期間きれいな状態を保ちます。
完成後の印象
施工後、全体を見た瞬間に思わずスタッフからも「かわいい!」の声が。
シルバーの車体にカラフルな果実のモチーフがよく映え、
市のシンボルとして地域の方々にも愛されるデザインとなりました。
バスが走ることで、まるで八郷の果実が街を彩っているような印象を与えてくれます。
施工エリア:茨城県石岡市
設置場所:福祉バス(市内運行車両)
仕様:
- 高耐候性ラッピングフィルム
- インクジェット印刷+カットシート貼り合わせ
- 車体曲面対応加工
ポイント:
- 八郷地区の果樹をモチーフにした親しみやすいデザイン
- 細かなパーツを一枚ずつ丁寧に貼り合わせ
- 職人の技で曲面にも自然に密着
- デザイン提案から施工まで一貫対応
広報企画社のグランドサインでは、「地域の魅力を伝えるデザインをつくりたい」「走る広告としてのラッピングを検討したい」といったご相談にも対応しております。
デザイン性と施工品質を両立し、見る人に伝わる“動くサイン”をご提案いたします。
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